てくてく紀行　誰も行かない大阪
第一回「ゆるり中崎」
大阪市北区中崎町〜ＪＲ天満駅界隈
（天神橋筋商店街）ＰＡＲＴ１

大阪の中崎町と言うと新開地の少し東側、古い街並みがそのまま残されていて風情のある所です。古い街並みと言っても美観地区の様な「保存された街並み」ではなく、取り残されてしまった街です。
しかし今若い人たちのレトロショップ（笑）を中心に、そんな風情を活かしつつ街を活性化しようとする動きがあるようです。若者には純粋に新鮮な、若くない人には育った町の面影を見出すことが出来る魅力的な場所でした。

車が通ることさえ出来ない路地はひっそりとした落ち着きと、
そこに人が住んでいる息使いを両立させています。

路地を曲がるとソコには自然と祠が・・・

みどり荘なるアパート
家賃がいくらするのか知りませんが住んでみたいです。

昔良くあった形の乾物屋兼駄菓子屋
きっとこの店の名前は「かどや」に違いない（笑）
知らないけどｗ

後の超高層構築物と手前の古い家との対比が面白いと思います。

不自然な角度と色合いの壁が抽象画の様です。キリコみたいな。

雑然とした場所ですが意外な事に道にゴミなどがありません。
住んでいる人の意識が高いのでしょう。

この民家もいつの間にか洒落たお店になっていました。

公園からの風景

古い工場？みたいな場所でガレージセール開催中。
皆さん楽しそうでした。見るからにアヤシイ男２人組みにも
「どうぞ見ていってくださ〜い」と声を掛けてくれた奥様方
その節はありがとうございました。

カフェバー　巣バコ
巣＋バコ（カタカナ）な表記がイカス！

アーケードの中にあったお店。
確かに時間の流れが「ゆるり」としているトコです中崎

さて、日本一長いと言われている天神橋筋商店街です。

入ってイキナリ目に付いたウサギの巣箱ｗ
か、カワイイ

何でか良く判りませんが
狭い路地に提灯出してる占い屋さんが多かったですね。

外はドピーカンなんですがなんとも・・・

要は自転車置くな！との注意書き。
でも、こんだけカワイク書ければ角も立たないねｗ

ここは通路なのか店舗なのか・・・
何で金物屋っつーのは品物ダ〜っと並べるんだろう？

んで又外界に出てまいりました。
昔は物干し台ってこんなんでしたね。
ベランダじゃなくて物干し台ｗ

狭い道ですが私物を置きっぱなしにしたりせず、クリーンな感じがします。

手前の自転車すら昔からそこにあった様な・・・

格子の向こうの灯りの下はどんな会話がなされてるのでしょうか？

古い民家を改造した喫茶店
こんな店が至る所にあります。

退色したテントの赤が美しいパン屋さん兼駄菓子屋さん・・・
なんですが実はココでｗ

今回も写真が綺麗じゃないです。３０万画素のオモチャみたいなので撮影してるんでねえ・・・もっと性能の良いデジカメもあるのですが、基本的に他人の家とか、生活してる風景を撮影すると言う行為は撮られる側にしてみればあまり気分のヨイものではありません。（必要な写真はその都度説明して許可を得ますが全部それをやってるヒマも無いしさ）だからあまりにカメラカメラしたカメラをブラ下げてウロウロするわけにも行かないんですね。特に物騒ですから昨今。
オモチャみたいので盗み撮りしてるみたいのも気が引けますが・・・
実は上のパン屋さんで窓越しに撮影した所中にいたヲジさんが立ち上がり追いかけて来ましたし・・・

それにしてもあまりに汚すぎて使えない画像ばっかりで、以前（３年程前ですかね？）同じ季節に行った時に撮影したまま使っていなかった画像も今回使用しています。
その歳月のなかでも微妙に風景は変わっていて、この次に行った時には残っていないんじゃないか？ってのは残念なので改めて近日中に再度撮影してこようと思っています。
ＰＡＲＴ２と、差し替え分とでお送りする予定をしておりますのでもう暫らくお待ちを・・・
でも次回は京都です。

ＰＡＲＴ２
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