てくてく紀行　誰も行かない大阪
第二回　
枚方市　ＪＲ学研都市線藤阪駅　山田池公園界隈

大阪京都を結ぶ国道一号線に、混雑する事で有名な（笑）出屋敷と言う交差点があります。そのすぐ南側に喧騒とは無縁の広大な公園がある事をご存知でしょうか？半年程前の初夏、新聞を見て歩いた旧街道を大変気に入りましたので改めて行って参りました。

前回はイマイチ位置関係が解らず、京都駅から近鉄新田辺、ＪＲ学研都市線京田辺から藤阪と鉄道を使い（それはそれで赴きもあったのですが）あんまり時間が掛かるので車にしました。道中空いていた事もあって我が家（京都市西京区）から一時間であります。公園内の駐車場（終日600円）に停めてソコから駅方面に向い帰って来ると、鉄道で行った時と逆のルートとなりました。

天気も良く、季節柄植物はさほど見るべき物もありませんでしたが美しい景色です。

今年の紅葉も（去年ほどではないにしろ）あまり見事とは言えませんが、それでも園内には「ヲヲ！」と声を上げてしまうほど（←オマエだけｗ）紅い木々が見られます。

さて、公園内の写真なんて見てもあんまり面白くないべ？そんであ行きます　てくてく紀行

この辺りは旧高野街道と言われる所だそうで（左手の石碑に碑文があります）古い家並みが残されています。江戸時代に都（京都）の人が高野山参りに通った街道で、嘗ては賑わっていたのでしょう。今はタタズマイに往年の栄華を感じるのみで、ひっそりと時を重ねていました。

塀沿いに堀のある民家。上加茂神社周辺の様だ。
コサギが一羽・・・魚でも狙ってるんでしょうか？

大名屋敷みたいですね。電線が無粋ですが

水が流れる音と遠くの国道を走る車の音が同時に聞こえ、フシギな感じがします。

この道路は3月22日から、終日の
「通行禁止」
となりますた
なりますた！
ああ、こんな所にも２ｃｈの影響が・・・
↑ﾁｶﾞｳ

電動の臭突が珍しかったので撮ってみた・・・
んでもこの辺あっちこっちに立ってたわｗ

旧高野街道からＪＲ藤坂駅に続く遊歩道。夏に来た時はクワガタをしこたま捕まえました（喜）
今回はさすがにいなかったけどなクワガタは・・・
代わりと言っちゃあナンだが気持ち悪いくらい細かいどんぐりが落ちてたぞ、ドングリ

その道中にあった、恐らくは水難事故注意を喚起させるための
「あぶない！」看板
おお、危ないのはよぉ解ったわ。
特に左下の人相のワリィ河童はなんだよヲイ！
川崎ゆきおのマンガじゃねえんだしよ。

コレが藤阪の駅とその車輌。長閑な風景と未来的な電車は
蕎麦を喰いながら一緒に牛乳飲まされる様な
スゲー違和感を与えてくれます。

ヲイ！
もの忘れ教室開講かよ！
物忘れ防止教室じゃなくて？
そんなんワザワザ来る人いるんか？
教室がある日を忘れたりしないんだろうか・・・
糖尿病教室ってのもなあ・・・予防教室とかにすりゃイイのに
いくら無料でも行きたくないッス

んで、藤阪駅を暫らく歩くとですね・・・

旧田中家鋳物民族資料館

なんでも枚方周辺ってのは昔から鋳造で栄えた街だそうで、ここには江戸時代の鋳物師田中家の家屋と仕事場が保存され一般に公開されていますです。

家屋の中。質素っちゃあ質素だが、江戸時代としては豪邸の部類。

資料館内　無料です。案内のおじさんが丁寧に説明してくれました。

登呂遺跡（ウソだけどｗ）
どういう訳か竪穴式住居の復元家屋が敷地内にあった
（どう言う訳かとか言ってないでイワレインネン調べて来いよ）

資料館を出ると又旧街道です。

これから又山田池公園に戻るワケです。（車停めてあるしねｗ）
あちこちに蔵があり、落ち着いた風情でありました・・・
でもこの右側→にモノスゲー吼える犬がいて往生しました。

なんしか、子供の頃の景色ですわ。

それでも廃屋となって壊されるのを待つ家々もありました。

なんてったって茅葺屋根の家まであるねんで・・・

前回写真が悪すぎた反省からちょっと小マシなカメラを持って出向きましたよ今回。

昔の街並みを保存すると言う行為は大変な熱意とカネと、そこに住む方々に不便を強いる事であります。ヨソから来た人間が「この景色を残して欲しい」などと寝言を言った所で屁のツッパリにもなりません。
初夏（今年の6月30日）に行った時と比べても新しい建売住宅が建築されたりして、少しの時間が表情を変えていきます。その事の是非を部外者がどうこう言う資格もありませんが、景色を残すのであれば記録として、少しでも鑑賞に堪える画像で保存しようと思いなおした所存です。

要らんオマケｗ

子供用アスレチックで遊ぶ中年バカ一匹
セルフタイマー撮影

あ！落ちたｗ

「でも次回は京都とか言ってなかったかオメ？」
「ま〜そ〜カタイ事言いなや。」
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