てくてく紀行 誰も行かない京都
第三回
河の流れのように
(因みにボツ副題は
エリ〜 マイラァ〜ブ 疏水♪←バカ)
南禅寺 将軍塚 長岡天神

今回は水の流れる風景をモチーフに、ちょっと面白い場所を巡ってみました。でも、
「観光地としての京都ではなく、飾られていない古都の美しさを見るに於いて云々・・・誰も行かない・・・」等と言う趣旨からはかなり外れておりますが、それなりにフシギな妄想旅行のお手伝いが出来ればと思っております。

南禅寺ィ〜?修学旅行で行った様にも思うが記憶が全くナシ。
そんなワケで二十数年振りに訪れましたが見たことのある景色は全然ありませんでした。
だいたいさ〜京都の神社仏閣って中入っちまうと印象が全部一緒なんだよな。
←仕事柄イイのかそんな無頓着な事で


山門を特別公開してまして、上まで登れたみたい。
それにしてもココの寺はあらゆる施設が別料金なんだよ!全部見て廻ると1500円くらい掛かる!
しかも駐車場に車停めたら2時間で1000円とか言われてしまいました。
地元に住んでるモンは中々赴けませんな・・・今回は寺が目的じゃないからイイけど
。だから寺の写真もイイカゲン
に2枚だけw

見所と言えばやはり南禅寺水路閣でしょうか。

で、疏水ってナニ?って事は適当にググるなどしてもらってですねえ、京都人が疏水と言う場合は「琵琶湖の水を京都に引迄引いた水路」ですな簡単に言えば。
明治期に灌漑・航路・発電などが目的で作られましたが、現在では京都市に上水を供給するのが主な目的となってます。


エッシャーの騙し絵の様だ・・・
とクソ陳腐な表現でスマソ


以下京都市による能書き。

 疎水事業は、京都府知事北垣国道の発意により田辺朔郎工学博士を工事担当者として明治18年起工され同23年に竣工した。
 水路閣はこの疎水事業の一環として施工された水路橋で延長93.17メートル、幅4.06メートル、水路幅2.42メートル、煉瓦造、アーチ構造の優れたデザインを持ち京都を代表する景観の一つとなっている。
 また、ここから西500メートルにあるインクラインは高低差のある蹴上げの舟だまりと南禅寺の舟だまりを結ぶ傾斜地に上下2本のレールを敷き艇架台により舟を運ぶ施設で当時の舟運による交通事情が良く伺える。
 いずれも西欧技術が導入されて間もない当時日本人のみの手で設計施工されたもので、土木技術史上、極めて貴重なものであり昭和58年7月1日に「疎水運河のうち水路閣及びインクライン」として京都市指定史跡に指定された。
 また平成8年6月にはこの水路閣/インクラインに加え、第1疎水の第1・第2・第3隧道の各出入り口、第1竪坑、第2竪坑、明治36年に架設された日本初の鉄筋コンクリート橋(日ノ岡第11号橋)、同37年架設の山ノ谷橋などが日本を代表する近代化遺跡として国の史跡に指定された。     京都市


だそうです。人の事は言えんのだがあんまり悪文だったんでちょっと直したよ。

 



裏手から登ってみたですよ。


結構エゲツナイ勢いで水が流れて行きます
水路閣の上に向って撮影。墜落防止の為柵があり水路閣自体の上には登れない。


反対側。
でもこの右側も断崖になっていて、柵も何も無いから登る人は自己責任だw


苔生した石垣がキレイ。


暫らく歩きましたがもう納得したので引き返します。


南禅寺の中の小さな地蔵
大きな舎利殿よりも純粋な信仰の形が見える



疏水の水はこの様に境内にも引かれている


南禅寺を出て哲学の道へ向うとします。小さなお寺がたくさんあってイイですね。観光解放はしてないみたいですが、逆に好感が持てます。


東山の疏水から京都市内に向って伸びる水路。


反対側ですが、足元をフト見ると・・・?


ナニやらカッチョイイ放水口が・・・水が出てるトコ見たかったな


おおお!左右に二門!バルカン砲みたいじゃん!
「おちろ!おちろ!おちろ!」←ヲタ丸出しw


魚を狙っていたコサギが急に舞い降りたと思ったら・・・


もぐもぐもぐもぐ・・・お見事
でもちったあ人間怖がれよw


この埋もれかけた構築物はナニ?。


階下を降りて行くと喫茶店があるらしい
どうやら営業中。
「でんわ・でんぽう」の看板がエエやね。


道中にあった民家の様な宗教団体の建物の様な
或いは天体望遠鏡のドームの様なフシギな物件。

哲学の道では友人Mが絵を売っています。
寒そうだけど、丁度今一枚売れた直後なんで
ホホが少々ニヤけている模様w


ついでなので将軍塚まで登ってみました。京都有数の夜景スポットです昼間に写してるけどw
距離(つうか道のり)としては哲学の道からかなりあるし、実質クルマでなければ登れませんが位置的には東山、南禅寺の上方になるのかな?地図で見れば近いけど実際に行くのは大変ってヤツ。長野県と静岡県みたいなw

そんじゃあ東山界隈をフューチャーするのはこの辺にして、ダァ〜っと走って次のトコ行くべえよ。

長岡天満宮

@長岡京市。京都市の隣接市です。(市外局番は一緒だけど)
でも、車なら東山からそんなに遠くないかな。
阪急長岡天神駅で有名な長岡天満宮ですが、観光地と言う程では無くいつ来てもひっそりしています。だ・が・そ・れ・が・い・い!
←コレのモトネタって何ですか?


裏手にこじんまりとした梅淋モトイw梅林があるのですが、丁度季節と言う事もあってヨイ香りが漂っておりました。幾つもの種類が競う様に咲いています。


境内には錦水亭と言う料亭兼旅館がありましてね・・・


こんなカンジよ。どぉ?ヨサゲでっしゃろ?一回泊ってみたい・・・
泊んないよなあ オレの家から30分のトコだしさw


人造湖?の上に東屋が浮いている

ココは人造湖つうか、5〜6年前までは普通の池だったんだけど、護岸工事みたいな事が行われて近代的な公園になった。この木造の橋と東屋は実際に中国にある楼閣だかを参考に再現したものだそうで、「根拠の無いw懐かしさ」と「非日常」が程よくマッチしたナゴミゾーンなのだ!オレ的には。

よくお弁当持ってボォ〜っとしにきます。


亀や鯉がたくさんいるよ。
夏ごろのハナシ、彼らに餌をやってたら向こう岸から
「ヒモ」状の物が水面を走ってきてさ
何だろう!と思ったらヘビでしたよヘビ
エサねだるヘビって初めて見たw

「季節じゃないから撮っても仕方ないな」と思って撮影しませんでしたが、左手にアヤメ、菖蒲、杜若、蓮、睡蓮等の池に咲く花々のゾーンがあるですよ。初夏なら見ごろです。(これらの花は咲くタイミングにビミョーなタイムラグがありますから一遍に見ることはできませんが、来たらどれかが咲いている・・・と言うワケです。)今はシーズンオフで寒々とした泥の池で・・・

そこに今度はアオサギが・・・


同じネタもう一回使って良い?
「青くないですな」ココ見てる殆どの人は一回目を見てないから多分ダイジブ
今回「なんでこんな寒い季節に行ったんだ!!!」つうくらい寒かった・・・景色もジミだしさあ。

次は桜の季節に行きたいです。行きたいったら行きたいです。行きたい行きたい・・・

それでは春までお待ちくださいませ。。

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